築年数が経つほどに排水管の寿命も縮まっている

drain_pipe
最近受けた健康診断で、血圧が高いので注意が必要だと言われてしまった。血圧が高いと血管が傷みやすくなり、動脈硬化や脳卒中などを引き起こしやすいと言われている。脂っこいものが大好きで味付けも濃く、お酒もタバコも好む人は特に注意しなくてはならないそうだ。かろうじてタバコは禁煙に成功していたけれど、他は全て当てはまってしまう私は、おそらく血管年齢が実年齢よりも高いだろうとの指摘を受けた。人間は血管から老いるとも言い、血管を若く保つことが健康を保つことにつながるんだそうだ。野菜中心の生活にし、適度な運動を心掛け、規則正しい生活を心掛ければ、それも改善されるとのこと。そんなこたー、言われなくてもわかってるよ、わかってるけどできないんだよ、と心の中で毒づきながらも、とりあえず素直に頷いておいた。

家で例えるなら、血管は排水管のようなものだと言えよう。どんなに外観をキレイに保っていても、排水管の状態が悪ければ、いつ漏水してもおかしくない。そうなったら外観にシミができてしまうかもしれないし、土台がもろくなってしまうかもしれない。歳を取ればとるほど血管年齢の寿命が縮まるように、築年数が経つほどに排水管の寿命も縮まっているのだ。

だけど血管を取り替えることはできないけれど、排水管はお金をかければ取り替えることができる。産まれたて、新築同然の排水管になれば、家の寿命も多少は延ばすことができるかもしれない。

きっと今からでも遅くないだろう。家も体も、アンチエイジングは心がけ次第できっとできるのだから。