今では多くのトイレに導入されているウォシュレットですが、そのウォシュレットから水漏れがしてしまうケースをご存知でしょうか。ノズルやパーツの継ぎ目、給水ソケットから水がポタポタと垂れてしまうことがあり、それを見て普通は「水漏れしている」と捉えてしまうでしょう。大袈裟な水漏れでない限り、これなら自分で直せるのではと思ってしまうかもしれません。でもそれ、本当に「水漏れ修理」でいいのでしょうか。
ウォシュレットはトイレの便器と違い、電化製品です。もちろん、純粋に水漏れしているだけの場合もありますが、トイレの仕組みどころかウォシュレットのことも詳しくはわかっていない私たち素人が手を出すには、いささかリスクが高すぎます。精密機器レベルで細かい部品や仕組みによって成り立っている物もありますから、素人判断で下手に対応するのは避けた方がよいのです。専門の業者に修理対応を依頼して、間違いのない対応を行ってもらうようにしてください。素人が下手にいじくり回すと、更なるトラブルに繋がる可能性もありますので、余程詳しくない限りはオススメしません。
最近は色々な技術が進歩して、昔であれば純粋な水漏れであったものでも、今ではもっと細かい対応が必要となるケースが多く見受けられます。水回りのトラブルではどうしても「自分で直そう」という意識が働きがちですが、本当に自分で直せる物なのかというのを冷静に判断していただきたいですね。